2018/09/08 「敗北より死」売り切れ続出!エミネム新作アルバムKAMIKAZEがLAでも話題に【ジャケット服・Tシャツ】
   
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    全世界で挙動が注目されるアメリカのヒップホップアーティストの新作がついにドロップされました。そのフルアルバムの中から既に公式のミュージックビデオがアップロードされていますが、かなりの議論を呼んでいます。
    日本とアメリカでは捉えられ方がかなり違うようなので、ご紹介したいと思います。

    それって「神風」のことですか?

    「RAP GOD」を自称しても許されるほどの技術と人気を併せ持つアメリカのラッパーEminemの待望のニューアルバム「KAMIKAZE」がついにリリースされました。

    引用:shop.eminem.com

    このタイトルを聞いて、ちょっと戸惑う方もいるのではないかと思います。映画でもよくあるような日本のローカルマーケットに合わせて現地向けのタイトルがつけられた訳ではなく、正真正銘このタイトルで世界に配信されています。「まさか第二次世界大戦?」「日本へのディス?」そう思う方がいても不思議ではないでしょう。

    アルバムのジャケットを見ていただければお分かりかと思うのですが、完全に我々が知る「神風」です。

    しかし、収録曲を聴いていただければお分かりいただけるかと思いますが、第二次世界大戦の話でなければ、日本に全く関係ありません。

    それにしても、なぜこのような議論を呼ぶようなタイトルにしたのでしょうか

    日本とアメリカでは捉え方が大きく違う

    最初に申し上げておきますと、この件で日本を貶めようとかいった意図は全くなく、アメリカではむしろクールなものとして捉えられているような風潮があります。

    下の方で紹介しますが、今回のアートワークを使用したクロージングライン(服)には日本語のグラフィックが採用されていて、ファッション感覚で受け入れられているような印象さえ受けてしまいます。

    第二次世界大戦中に起きた「カミカゼ」がアメリカに与えた衝撃はかなりのもので、ハラキリ(切腹)と同じように日本人の死様に対する独特の捉え方としてアメリカでは一般層にも認知されている言葉です。

    実はこのタイトルが音楽のアルバムに採用されるのは初めてではありません。同じくアメリカ出身の過去にギネス記録を保持していたほどの超高速ラップで有名なTwsita(トゥイスタ)も同じ題名でアルバムを2004年にリリースされています。

    当時かなりヒットしたカニエウェスを起用したSlow Jamzも入った現在でも名作と言われる作品です。


    特にカウンターカルチャーの側面をもつヒップホップにおいては過去の大きな事件を取り扱うことが多いように思います。

    しかし、そこにネガティブな要素は少ない、また第二次世界大戦での事件としてではなく、その死生観がある種のライフタイルに昇華されていっているような印象さえ個人的に感じてしまいます。

    なので、ファッションアイテムとしても採用されるのでしょう。

    アメリカでも話題になってるのはなぜ?

    日本ではその議論を呼ぶタイトルが話題になっていますが、こちら現地アメリカでは違う意味で多くの人の関心を集めています。もちろん、世界中に多くのファンを抱え、最近では私生活の数々の問題が取りざたされている渦中の存在なのでどうしてもその一挙手一投足に関心を集まるのはしょうがないことですが、今回の新作の注目度は前作を上回っているとされています。

    その理由が彼のスキルフルなフロウ(節回し)で全方位に喧嘩をふっかけるような攻撃的な内容で、これぞエミネムと思わせるような作品に仕上がっていることもあるでしょう。

    この勢いがまさに彼の言う「カミカゼ」なのだと思います。

    特に昨年にリリースされた前作は多くのファンを失望させる内容で、売り上げ的にも全く奮いませんでした。この結果はリスナーだけではなく、当の本人もかなり堪えたようで、加えて薬物依存の治療など私生活であまり良くない話題で盛り上がることが多かった彼の中でも溜まっているようなものがあったのではないかと思います。

    先立って発表された表題曲の「Kamikaze」では世間や同業者などに向けて皮肉を込めたディスがかなり散りばめられています。対象を言明されていない部分もあるので、まるで謎解きのように推理合戦が始まりました。

    おそらくその矛先の一人であろうと思われるMGKことMachine Gun Kellyが早速アンサーソングを公開していて、まさにこの流れこそHIPHOPの様式美といった感じになってきています。

    「RAP GOD」に対しての「RAP DEVIL」なのでわかりやすいですね。

    サイト限定のファッションアイテムが早くも人気

    彼のオフィシャルサイトで販売が予定されているジャケットやTシャツが早くも感度の高いストリートファッション愛好家たちの間でも話題になってきました。

    引用:shop.eminem.com

    シカゴのイラストレーターMike Saputoが手がけたアルバムアートワークのTシャツや、思いっきり日本語でメッセージ(英語で言うとDeath Before Defeat)が込められたジャケットなど、注目度がかなり高いようでサイトでは予約段階でありながら早くも売り切れが続出しています。

    気になる方は早めに公式サイトで購入を検討した方が良いでしょう。

    引用:shop.eminem.com

    今年の終戦記念日から1ヶ月も立たないところで、日本人として思うことは非常に多いのですが、今回はあくまでも日本人とはアメリカでは「Kamikaza 」への捉え方が少し違うこと、そして違うところで話題になっているということを現地の情報からとしてお伝えさせていただきたいと思います。

    この風潮に対して、私は否定も行程もする立場でないことを予めお断りさせていただきます。

    いずれにしろ、今回の作品は前作に比べてもかなり評判が良く、先行で発売された輸入盤アルバムCDは早くも売り切れ店が続出することとなっています。

    ユニバーサルから10月末にリリックノートの入った日本版がドロップされるそうですが、待てないという方はこちらからダウンロードされることをオススメします。

    映画「ヴェノム」の主題歌にもなっている曲を含め、かなりの話題作が目白押しでアルバムまとめて買っても損はしない出来です。ぜひご視聴ください。

     

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