2018/09/14 「E.A.K RAMEN」が家系?LAでラーメンブーム、実際美味しいのか検証しました
   
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    今、続々と新しいラーメン店の出店が相次いでいるここロサンゼルス。いわゆる日本的な本物思考のお店もあれば、日本ではあまり見かけないようなお店も現れて来ました。

    そんな中、気になったお店も発見しましたのでご報告します。ロサンゼルスで食べるラーメンって実際どうなのでしょう?

    アメリカで日本のRAMENが大人気

    「Cool Japan活動」や「和食のユネスコ無形文化遺産(世界遺産)」に登録されて、メディアでその情報を聞くと日本のものが盛り上がっているような印象を受けますが、一般レベルであまりこのような盛り上がりを感じることは多くはありません。

    「本当に世界に正しく評価されているのか」「誇大広告ではないのか」、私には判断がなかなかつかないのですが、一つだけ、ニューヨークやロサンゼルスで過ごす日常生活の中で、本当に評価されていると感じる「これぞ日本」というものがあります。

    それはRamen(ラーメン)です。

    日本人の中ではラーメンは中国の麺料理の一つ「拉麺」が起源で和食と呼ぶのはどうなのか、と考えている方も少なくないかと思うのですが、不思議なことに中国人の方に訊くと「ラーメンは日本のモノじゃないの?」という方が意外と多く、全く異なる印象を受けました。
    実際、米粉麺を使用したフォーはベトナム料理であると認知されているように、ここロスでも数あるヌードル料理の中でちゃんと「ラーメン」は日本のモノとして認識され、存在感を放っています。

    ラーメン屋さんのサイドメニューに餃子だけでなく、たこ焼きや日本のビールが多く取り扱われてことからもお分りいただけるかと思います。

    時系列的に言えば、NYの方が少しロサンゼルスよりも早くブームが訪れたようで、その流れがこちらにまで波及、アメリカ全土にも徐々に拡がりつつあります。

    昔からラーメン自体はあったことはあったのですが、とにかく味は二の次で、手軽に食べられる事のみが評価されていました。ラスベガスに向かう途中のモールに「なんちゃって和食レストラン」でも取り扱っていたのですが、その味がとても酷いもので、逆に一部で話題になったこともありました。

    スーパーにもマルちゃんのインスタントラーメンやカップヌードルは昔から並んでいましたが、お金のない苦学生が食べる貧乏食として有名で、一般的にポジティブに評価されていたものではなかったのです。

    それがここに来て、セレブも駆けつけるようなおしゃれなバーのようなスタイルで提供するお店だったり、ここLAにもかなりの人気を誇っています。

    次から次へと新しいお店が誕生していて、これは本当に何かかが起きて起きているんだと感じさせてくれます。

    アメリカと日本の違いは?

    昔は単純に美味しくなかったアメリカのラーメンですが、全体的にそのレベルはかなり上がりました。

    リトルトーキョーやガーデナ、トーランスなどの日系の街に日本人によるお店があって、そこでは日本人でも満足する事ができる味を提供していたところもありましたが、近年では日本人が少ない現地の若者に人気のエリアにも相次いで出店、店内には日本人が全くいないお店も増えて来ました。

    面白いことにロサンゼルスでは結構はっきりと日本人に人気とアメリカ人に人気のお店ではっきり別れているところが少なくありません。

    単純に「日本人の口に合う(美味い)」「合わない(不味い)」の話ではなくて、その好みに差があるようです。

    アメリカでは割と、こってり豚骨のドロドロスープの豚骨や、それとは対照的に全く動物系由来の食品を全く使わないビーガンラーメン、そしてとにかく見た目からして辛そうなスパイシー系が人気あるように思います。

    脂身とろとろのチャーシューも大人気のようですね。

    好みの違いだけでなく、お店の雰囲気がとにかくスタイリッシュでただ食事をするだけの場所でなく、その雰囲気自体を楽しめるような価値観を提供している店が増えて来ているいることも違いとして楽しめるのではないでしょうか。

    ラーメンは日本では庶民的な食べ物ですが、こちらではどちらかというとハイソなエリアに出店が相次いで、利用する客層にも違いが見られます。そもそも一杯の値段がチップも入れると簡単に$12を超えて来ますので、ワンコインで美味しい物を楽しめることを知っている日本人からするとなかなか衝撃的かもしれません。

    「家系」を英語で言うと?

    先ほどこってり味が人気だと話をしましたが、その代表格である横浜を発祥とする「家系」(醤油と豚骨のスープベースと太いストーレート麺)もこちらではかなりの支持を得ています。

    そもそも「家系」という言葉ををつい最近知った私ですが、最初聞いたときは家庭でお母さんがつくるような味なのか、と思ったのですが全く違いました。危うく「home style」と訳してしまいそうになりました。

    家庭でこんな豚骨ダシ何時間もかけてとったりとか、手のかかるもの作れないですよね。

    そんなところに割と最近ロスに出店したあるお店が話題になっていました。

    その名も「E.A.K RAMEN」

    EAK…イー、エイ、ケー

    「家系」ですね(笑)

    正しく訳そうとするとRich & boldなんちゃらかんちゃらと説明たらしくなりそうなので、ここはこのネーミングで良いと思います。日本語の「家系」と聞いてもわからない人は味の想像はできないですからね。

    そんな遊び心のあるこのイーエイケーラーメン屋さんは元々はニューヨークで誕生、満を持してこちらにも出店してきたそうです。

    やはり出店場所は若者人気のエリア、メルローズ通りに位置しております。ここで食べるのがクールなのでしょうね。

    実際食べてみました

    せっかく当ゲストハウスから割と近いところにあるので食べてきました。

    平日の昼時でしたが、結構な繁盛で若い人の姿が目立ちます。この辺りはテナント代もかなり高く相当人気がないとビジネスを続けるのはかなり難しいですが、この流行りっぷりを見ると正しい選択のように思えます。

    出典:https://eakramen.com/

    初めての経験なので、一番無難そうな「The E.A.K 」をオーダー、無難といってもこれだけでも$12もします。そこに税金とチップですから、日本の感覚だとかなり豪華なランチになってしまいますね。

    お腹が減っていたので唐揚げもオーダー。日本のラーメン屋さんではあんまり見かけないかもしれませんが、こちらでは必ずと言って良いほど鳥の唐揚げが置いてあります。フライドチキンではなく、鳥の唐揚げなのです。

    そして待ちに待った対面ですが、メニューの写真と同じようなラーメンが運ばれてきました。当たり前のように聞こえますが、アメリカではメニューの写真と同じ物が届くことが何よりも貴重なのです。

    味ですが、普通に美味しいです。アメリカで普通に満足できるレベルのラーメンが食べれるようになってきたのは割とここ最近なのでこちらに暮らす日本人の方には本当にありがたいのではないでしょうか?

    日本で美味しいラーメン食べて来た日本人があえてここに行く必要はないのでは?と思いますが、この辺りは観光でも人気のエリアなので、雰囲気込みで楽しみに行くのは全然ありでしょう。インスタ映えもしそうですしね。

    機会がありましたら、ビーガンラーメンなど変わり種も楽しんでみたいと思います。

     

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