2018/10/12 英語話せない?ご安心を。アメリカ入国審査を世界一優しく解説【LAにおいでよ】
   
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    アメリカを観光で訪れる際の最初の試練となるであろう「入国審査」について今日はできる限り丁寧に説明していきたいと思います。聞かれることは大体決まっているので、英語に自信がない方でも事前に予備知識がれば、安心して臨めるはずです。

    アメリカは怖くない!

    安心してください。英語が喋れなくても問題ないですし、大抵の方は普通に入国しています。

    しかし、インターネットで検索するとネガティブな情報が出て来るばかりで不安になるのはもちろんですが、それもそのはず、普通に入国できた方でわざわざそのことを書く人も限られているからでしょう。一方で、ごく少数の「入国拒否された」という方はそのフラストレーションの爆発力で記事にすることもあります。

    どうしてもネガティブな情報の方が人目を引きやすいことを理解することが大事です。そして、大抵の入国拒否の理由は非常にわかりやすいもので、どれも客観的にみて判断しやすいものです。なので事前に準備しておくことで恐れることは何もありません。

    アメリカの入国審査と言いますと、体の大きい無表情のアメリカ人男性が鋭い眼光で次から次へと英語で質問攻め、まるで「お前は犯罪者だ」と言わんばかりの威圧感で圧倒してくる、そんなイメージがあるでしょうか?

    なかなか海外経験がない方ですとどうしてもネガティブな情報が先行して不安に駆られる事があるかもしれませんが、一般の観光目的の方であれば全く心配する必要はありません。

    どうしても入国審査は厳しいイメージがあって、英語喋れないけどどうしようと悩んでしまう方もいらっしゃるかと思いますが、訊かれる内容は大体決まっていて、事前に備えをしておく事でその悩みはほとんど解消されるはずです。

    英語に自信がない方で大事なのは「予め訊かれることを想定しておく」「訊かれることを少なくする」「嘘をつかない」です。それでは詳しく行ってみましょう。

    入国審査とは何のためにある?

    そもそもの話、なぜ手間暇をかけてこんなに厳重に入国審査資産をするのでしょうか?観光客にとってもしない方がありがたいわけですが、そうも行きません。

    入国審査には大きく分けて二つの意味があります。

    一つは危険性のあるものを水際で止め、国内の安全性を保つ事です。

    出国の際にも、危険物や所持・持ち込みが禁止されているものが無いか検査があるわけですが、危険なモノは常に目に見えるものとは限りません。国内の平穏を乱す可能性のある思想もその対象となります。
    ここが最後の砦となるわけですから、厳格に行われれば行われるほど、我々一般の方にとっては恩恵でしか無いわけです。

    もう一つは滞在の目的の正当性の確認です。

    大抵の観光目的の方が90日間のビザ免除プログラムで来られるかと思いますが、これはこの期間内であれば何をしても良いと許可されている訳ではありません。
    一番わかりやすいのがが就労目的であるにも関わらず、正当なビザを取得しないで入国してしまう可能性で、世界中で検挙されています。

    決して、アメリカ国内で外国人の就労が禁止されているわけではありません。ただ、その目的にあったビザが必要なのです。

    入国の際は「自分が危険性の無い自分であること」「正当な観光目的であること」この2つをしっかり認識していれば入国は何も問題は無いはずです。

    「必要な書類は?」事前に準備しておくこと

    ビザ免除プログラムの場合、特に必要な書類はありません(アメリカ渡航の場合はESTAは早く申請しておきましょう)。

    ただ、あなたの滞在の正当性を証明できるようなものは用意しておいた方が良いでしょう。

    ・帰りの航空券(帰りの航空券をまだ発行していない場合はフライト情報が確認できるもの)
    ・滞在先情報
    ・旅行日程(長期であればある程、いつどこに行くか証明出来た方が良いでしょう)
    ・現金、クレジットカード(滞在中の費用を賄える経済性を証明する必要があります)

    審査の前に

    昔ですと、機内では税関申告書の用紙が配れたのですが、最近では配るのをやめて、APCという機械で空港に着いてから申告することが多いようです。

    ただ、まだ完全に対応しきれていないところもあり、場合によっては用紙の記入を求められる場合があります。

    アメリカ税関申告書廃止?英語不安なら正しい申告法を知っておこう

    空港に着きましたら忘れ物が無いかしっかり確認しましょう。シートの下に荷物をおき忘れていないか、よく確認しましょう。順番に機外に出ていきますので、焦らなくて大丈夫です。

    機外から出ましたら、同じ便の乗客が皆流れを作って「baggage claim」(手荷物引き渡し所)へ進んで行くのですが、このまますぐ入国審査になってしまうので、トイレが心配な方は先に済ませておきましょう。周りがどんどん先に行くので心配になるかもしれませんが、大丈夫です。

    その後の入国の流れですが、大体どの空港もこのような感じです。

    ①入国審査→②荷物受け取り→③税関→④到着ゲート

    ①入国審査

    大体このエリアから一切の撮影が禁止されるので、カメラの起動はもちろんのこと、疑われるような行動は慎みましょう。

    大抵の国際便では、永住者と外国人でゲートが振り分けられ、やはり審査が厳しい分外国人ゲートの方が時間がかかります。混み状況によって審査にかかる時間は異なりまして、1時間以上かかる場合もあります。

    最近ですと、外国人(non-citizenz)のゲートにはビザ免除プログラム用にAPC (Automated Passport Control)という自動のキヲスク機械で簡単な手続き(日本語にも対応)を済ませることが出来ます。

    パスポートの有効期限が90日未満の方はこちらのシステムを利用することができず、通常通りの流れとなります。

    こちらの操作終了後、機械から出てくるレシートを持って入国審査官の列に並びます。このレシートがあることによって入国に際しての質問が簡略化され、従来掛かっていた時間が大幅に短縮されるようになります。

    割と新たしくできたシステムで、空港によってはまだ対応が異なり、初めてESTAで入国してくる方で利用できない場合がありますので現地のスタッフの対応に従いましょう。

    よく尋ねられる質問ですが、大体訊かれる内容は決まっていて、片言で良いので明確に答えることが大事です。ここで大事なのは「質問がわからない状態で答える」そして「嘘をつかない」ことです。

    質問が聞き取れていないのになんとなく答えてしまうのはよくありません。もし、聞き取ることが出来なければ、「Sorry? 」と言って聞き直しましょう。大抵の方は優しく言い直してくれるので、何も心配はいりません。

    そして、最も重要なのはここでは嘘をつかないということです。あなたにとって大したことではないと思うことでも、ここで整合性に疑問点が出てくると審査官の方もすんなり入国させるわけには行きません。別室送りとなりますと、ここで余計な時間が掛かってしまうのでなるべく避けたいものです。

    ただ、人間は緊張状態ですと思いもよらぬ言葉が出てくることもあるので、事前に質問内容をある程度把握しておくことが大事です。

    ここで観光客の方が訊かれるであろう代表的な質問がこちらです。

    Q.旅の目的は?(What is the purpose of your trip? What are you doing?…)
    ここはシンプルに「Sightseeing(観光)」と答えるので問題ない方が大半でしょう。ここで具体的な旅程を訊かれるという話はあまり聞きませんが、いざという時のItienery(旅程表)を用意しておくのも手だと思います。見せるだけで終わりますから。

    Q.どこに行くの?何するの?(What are you going to do during the stay?…)
    大抵の場合は上記の質問程度で住むのですが、長期滞在者や少しでも違和感を感じた人にはさらに具体的に訊かれることがあります。この時にすんなり、具体的に言えることが大事です。

    Q.滞在場所は?(Where are you gonna stay? …)
    「〇〇hotel」「My friend’s place(友人の家)」など自分が確かに滞在する場所を答える必要があるでしょう。たまに現地の友人や知り合いの家に泊まると言うと、現地との繋がりに怪しむ(就労や結婚目的)審査官が深く追求してくることも考えられます。

    Q.お土産を持ってきているか?(Do you have a gift in the case?…)
    お土産を持ってきているか、聞かれる事があります。上の質問と通ずる部分があるのですが、現地の人とのつながりを確認する意味があります。これ自体はなんら違法行為ではありませんが、もしあるとさらに追求されることになりかねないので、英語に自信がない方、無用な圧力を避けたい方は素直に持って来ることは避けた方が良いです。

    Q.滞在期間は?(How long are you gonna stay? Whan are gonna go back to Japan?…)
    ここも難しく考える必要がなく、相手に具体的に帰る日を示すことが出来れば大丈夫です。「〇〇days」「I’m going back on 〇〇」、他にも言い方がありますが帰りの航空券を見せれば何も問題ありません。

    Q.所持金は?(How much do you have?…)
    短期の観光でなかなか訊かれることはないと思いますが、念のため十分な所持金(+クレジットカード)を持っておきましょう。あまりにも所持金がないと、現地での就労を疑われます。

    Q.仕事は?(What do you do? What’s your job?…)
    こちらもなかなか訊かれる質問ではありませんが、万が一訊かれた時の準備をしておきましょう。

    Q.ケースの中身は?(What is in the case?…)
    明らかに業務用なケースであったり、少しでも違和感を感じると訊かれることがあります。一度カメラマンの方がプロ使用の機内持ち込みカメラケースで入国審査を受けたところ、何が入ってるか訊かれて、撮影機材であると伝えました。すると、その額を訊かれて次回からは税関でそれを深刻しなければ別室で荷物を検査されると警告を受けたことがありました。機材に限らず、あまりにも高価なものを持って行くと申告の対象となります。

    もちろんこの全てが訊かれるわけではないですし、実際はかなり簡略化されると思います。この際、英語が喋れなくても問題にはなりません。

    ただ、この時に気をつけないといけないのが、英語が聞き取れずに「YES」もしくはNO」などと安易に返事してしまうことです。わかるまで聴き続ければ、相手も合わせてくれます。彼らは一日何百人と世界から来る観光客を相手にしていますので、その道のプロです。

    「嘘」も「冗談」も言わないように気をつけましょう。

    とにかく英語に自信がない方は少しでも訊かれる質問が少なくなる様に不審な点を無くして行くことが大事です。そうすれば、審査官の仕事も減るわけですし、お互い良好な条件になります。相手も人間ですので、尊重しあうことも忘れてはいけません。

    英語に自信がない方は、喋れなくてもなんら問題はありませんが、上記の質問を想定して、宿泊先などから出る旅行日程表や具体的な旅行プランなどを提示しておけるようにしておくと、それを見せるだけですんなり済むこともあるので備えておくと良いでしょう。

    【英語が不安なら質問を減らせ】アメリカ入国を簡単にする9つの鉄則

    また、こちらでは指紋(大抵右手の親指)と顔写真を撮りますので、サングラスや帽子などは事前に脱いでおいてください。

    別室送り、もしくは入国拒否された人たち

    サイトを運営していると「アメリカ 入国審査 厳しい 空港」などのワードで来る方を散見しますが、どの空港であっても正当な理由がない限り、入国を拒否することは難しいのです。ちゃんと予め公開されている基準に満たしていれば、多少人によっては質問数が増えたとしても、どの入り口からも入国には問題ないのです。

    それよりもその時に対応する審査官個人の印象がキモでしょう。

    よく訊かれる質問で所持金の額がありますが、入国に際しての明確な金額は示されていません。ただ、最低限滞在期間中のホテルや宿泊費や食費、それに加えて観光であれば交際費などを加えてある程度の金額である必要があります。一週間の滞在でもし現金$100しかなければ私でも「あれ?」と思いますから。

    ただ、人によっては言われているような必要最低限の金額を下回る所持金で入国できている人もいます。そのことからも空港によって審査の厳しさが違うのでは、と考えられがちですが、所持金の少なさは違法就労の可能性として正当に入国拒否できる事由なので、ここでギャンブルを犯すことなく、素直に十分な額を用意していきましょう。

    そのほかにも、頻繁に出入国を繰り返している人も、「就労」や「婚活」や「永住」を疑われる可能性が上がるので、その疑惑を払拭させるためにも、日本で会社に属している証明や日本にパートナーの存在がいることを示すために恋人と一筆したためて持って行く人もいました。

    明確なガイドラインが出されているわけですから、「審査が優しい」空港に期待しないで、事前に入念に準備しておけば良いのです。

    それらを怠ると、いわゆる別室送りであったり、最悪の場合、入国は叶いません。

    ②荷物受け取り

    Buggage Claimで荷物を受け取りましょう。自分の乗ってきたフライト用のターンテーブルのところで自分の荷物が出てくるまで待ちます。

    もし、自分の荷物が来ない場合は荷物を預けた時に引き換えで受け取った半券を係員の人に見せて、対応をしてもらわないといけません。
    もし、荷物が間違ったフライト便に乗せられて違う空港に運ばれたりすると、後日滞在先に郵送されてくる場合があります。

    たとえ、荷物が無事に受け取れても安心してはいけません。有名メーカーのスーツケースは他にも所有している方がいますし、しっかり自分の荷物であることをタグなどで確認しましょう。

    また、この時にスーツケースに新しくダメージ与えられていないか確認する必要があります。

    もし、ローラーが破損していたり、凹んでいたりすれば保証が受けられる可能性があるのですが、一度ゲートの外を出てしまいますとこの保証も受けることが出来なくなってしまいます。

    ③税関

    最後に税関審査となります。こちらでは国内に持ち込めないものが無いか、課税の対象となるものが正しく申告されていないか、などを検査します。

    まずは税関職員に機内で記入した税関申告書を提出します。ここでの虚偽申告はペナルティーの対象となりえますし、最悪の場合、入国拒否されかねないので正しく申告、そして持ち込みが禁止されているものは持って来ないようにしましょう。

    日本人の方で以外とやってしまうのが、持ち込みの禁止されている牛肉エキスの入った製品を持ってきて没収されてしまうケースです。
    牛肉エキスはインスタントヌードルやポテトチップスなど日本では数多くの製品に使用されているので知らずに持ってきてしまう方が多いようですので、気をつけた方が良いです。

    ④到着ゲート

    ここまで来ればもう安心です。もし、旅行会社や現地の迎えをお願いしている場合は税関を終えて出て来たゲートで待っていることが大半ですが、うまく出会えなかったケースのことを考えて、現地との連絡手段も控えておいた方が良いでしょう。

    大抵の空港では、到着ゲートを出たところにタクシー乗り場などの交通手段が揃っています。

    ロサンゼルス国際空港(LAX)から自分で滞在先に向かう方は以前記事を書きましたので、よければ参考にしてください。

    LAX空港とホテル間の移動はコレで大丈夫!値段と快適さの面から選んでみました

     

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