2018/10/15 「シャンプー不要時代」ハリウッドセレブが実践するノープーの真髄とは?
   
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    近年、ハリウッド界隈で大きな潮流を生みつつある、シャンプーを使わない「No Poo」についてその魅力と正しいやり方をここ現地ロサンゼルスから掘り下げていきます。なぜ、セレブたちがこぞって始めるようになったのか、その理由を紐解いていきましょう。

    今までの常識を覆す「ノー・プー」とは?

    最近にわかに話題になってきてる「No Poo」をご存知でしょうか。

    単語だけ見ると、「う○ち」を連想される方もおられるかもしれませんが、全く関係なく、Shampooから来ていて、「No Shampoo」、つまりシャンプーを使わないという取り組みです。

    この活動は単にお風呂(シャワー)に入らないということではなく、一切シャンプーを利用しない洗髪法なのです。
    普通でしたら「不潔な印象を与えてしまうかもしれないのでは?」と考えてしまいますが、実はハリウッドスターでも実践し始めていて、大きな注目を集めて来ています。

    毎日のシャンプーは最近の話

    そもそも今でこそ毎日のようにお風呂に入り、そして頭髪を洗うのが当たり前ですが、1800年代後半までは月に一回洗うか洗わないか、というのが普通でした。
    それから家庭用にいわゆるシャンプーが誕生した1970年代までに二週間に一度に一度洗髪するようになっていったと言われています。

    実は、今のような頻度でシャンプーを使うようになったのは割と最近のことなのです。

    ちなみに日本ではお風呂(もしくはシャワー)に毎日入るのが一般的ですが、世界を見渡してみますと、週に数日しか入らないという国も珍しくはありません。一般的な感覚からすると「え?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、決して不潔なわけでも、不精なわけでもありません。

    シャンプーは元々頭髪の汚れを落とすような機能系のものから、おしゃれ要素がより強いエステティックシャンプーの市場が拡大にするにつれて、先発の頻度は上がっていったと言います。

    頭皮環境を清潔に保つというよりも、まるでサロンモデルのように美しい髪を手に入れようというのが現代の製品に求められるもので、髪自体に求められる役割がファッションの一部として自己表現法としてポジションを確立していったということでもあるのです。

    実は有害だった?

    それだけ生活が良くなっていったという指標でもあるのですが、一方で失われていったものもありました。

    シャンプーはそれまでの機能性よりも、コマーシャルやパッケージに多額の費用を費やし「使用後に手に入れられるであろう美しい髪のイメージ」を全面的に押し出すようになりました。それに伴い商業的側面が強くなり、本来の目的に反するような頭皮環境、および頭髪に悪影響を与える危険性も示唆されてきました。

    製品には数多くの化学薬品が使われていて、中には人間の肌には有害なものもあるのではないかと長い間議論されてきたことは有名です。
    例えばよく含まれているアルコールは頭皮環境を清潔にしてくれますが、一方で頭髪の乾燥を招きます。

    最近よく問題視されている界面活性剤やシリコンが使われていないことをうたったものや、BOTANIST(ボタニスト)などのボタニカル系のオーガニックシャンプーの評判が無視できなくなっていることもかなり注目でしょう。

    現代の製品の一部には、使用感を消費者に感じてもらいたいがためにより刺激の強いものまであります。

    そもそも、この毎日シャンプーをするという行為自体が実は頭皮にとってかなり悪影響なのではないか、と疑問を感じる方が増えて来ました。頭皮の油自体は頭皮環境を保護するために欠かせないもので、毎日の洗髪により、その必要以上に油を取られていることが多いからです。

    また、この油を取ることで、油が体内で精製されてはそれを排除するというサイクルが繰り返されることでより油が出るようになってしまうというケースも報告されているというのです。

    まさに現代病と言っても良いでしょう。

    現代の常識に「NO」を突きつける人たち

    昔から自然派志向の方の中で、ノープーをされている方は少なからずいましたが、ここ最近になって、今までシャンプーの広告塔として起用されて来た立場であるモデルやセレブたちの中でもじわじわと広まって来たことはかなり意味があるのでしょう。

    それは現代の人たちの意識が少しずつ変わって来たことを意味し始めていて、環境も少しずつ変わり始めて来たようで、「No Poo」活動を記録したブログも見かけるようになりましたし、インターネットだけでもかなりの関連情報を得られるようになりました。

    健康意識が高くなってきたことを要因としてあげましたが、深刻な環境問題も大きなきっかけのようです。化学薬品を多く含んだシャンプーは排水溝から外に流れるため、水質汚染の影響を心配されていますし、プラスチック容器自体の環境への負荷も忘れてはなりません。

    そういった様々な要因が重なってにわかに沸き起こりつつあるこのShampoo Free Style、今まで当たり前すぎて疑われることがなかったそのやり方を見てみましょう。

    自分に合った正しいやり方が大事

    No Pooですが大きく分けて「CO」「WO」の二つがあります。

    OCはConditioner Onlyの略で、シャンプーは使わずに頭皮を洗髪し、コンディショナーなどのトリートメントを仕上げに行います。

    WOはWater Onlyの略で、お湯のみの洗髪で日本では「湯シャン」と呼ばれることがあります。

    一言にシャンプーを使わないといっても、決して洗髪はしないということではありません。様々なやり方がありますが、大事なのは自分に合った方法を選択し、無理なく続けていくことです。

    思い立ったその日からシャンプーをやめてお湯だけで始めることもできますが、始めて最初に思うのは頭髪と頭皮の油が落ちていない気がします。どことなく不快感が残るそうですが、ここで諦めないことが肝心です。人によっては重曹を混ぜたお湯をシャンプー代わりにしてマッサージするように洗髪する人もいます。

    個人差にもよりますが、二週間から六週間は髪が脂っこく感じるそうですが、しばらくすると油の量が落ち着いてきてそれ以降は気にならないことがほとんどだと言います。

    洗髪後は市販されているオーガニック系のオイルを使ったり、アップルサイダービネガーを利用する方が多いようです。市販されているコンディショナーにもシャンプー同様多くのケミカルが含まれているため、トリートメントの選定も重要だということでしょう。

    数ヶ月に渡り、不快感と「匂っていないか」と不安に苛まれるそうですが、ちゃんとやり方さえ守っていれば心配はいらないというのが正しいノープーのメソッドなのです。

    最近では、No Poo用のプロダクトも出ているので試してみるのも良いでしょう。アマゾンでもかなり高価ですが、取り扱いがあるようです。

    人によって感じ方はそれぞれですが、中にはかつてより髪の状態が良くなったという方もいます。周りに不快感も与えないのであれば試す価値はあるかもしれませんね。

    興味がある方は英語ソースで数多くのやり方を紹介しているサイトがたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。

     

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