2018/12/14 出来れば乗りたくないLAメトロバスの有効活用法を本気で考えてみた
   
目次

    公共交通機関と言えば、電車と並んで候補に上がるのがバスの存在です。ここロサンゼルスでも生活に密着したバスはなくてはならないものであることは間違いありません。

    しかし、いわゆる日本のバスとはかなり事情が違うようで…

    LAのバスに関して知っておくべきこと

    以前、LAの地下鉄メトロの乗り方に関しては記事にして掘り下げたことがありますが、メトロバスについてはあまり触れないで来ました。

    というのも、私自身がほとんど利用する機会がない、というのが大きな要因でしょう。

    普段自家用車を運転していますので、単純にその方がより自分の目的地に正確に向かうことができますし、そして何よりも日本のバスに比べてはるかに使い勝手が悪いという事情もあるからです。

    ①時間通り来ない

    地下鉄の時にも触れましたが、バスに限らず公共交通機関は数分の遅れは珍しくもなく、むしろこれは秒単位で正確に到着する日本の公共交通事情を褒めるべきでしょう。

    遅れるだけならまだ良いのですが、来ないこともあります。来ないなら来ないで良いのですが、それが「来ない」のか「遅れてる」だけなのかわからないことがかなり大きな問題です。

    最近では一部の路線で、運行状況を確認できるアプリも出て来たそうですが、まだまだ解決となってはいません。

    ②お釣りが出ない。両替機もない。

    支払いは距離に関係なく基本$1.75の前払いで現金かTAPカードで支払うことができます。この点は非常にわかりやすく、そして安いので評価して良いと思います。

    ただ一つ問題なのが、お釣りが出ないことで、例えば財布に$20札しかない時にはそのお釣りを出すことができません。ぴったり用意するか、「25セント募金してもよい」と考えて$2を支払うのが現実的でしょう。

    TAPカードであればこの心配はないのですが、それはバスで購入することができず、事前に用意しておく必要があります。

    ③案内表示がない

    日本では割とわかりやすいように「今どこを走っているか」とか「次はどこの駅か」かわかるように表示やアナウンスがあると思うのですが、こちらではあまりそれは期待できないかもしれません。

    全ての路線での話ではないですが、こちらから停車の要求を出さないとバスが停まらないことがありますが、次がどこのバス停かアナウンスもなく、気がついたらとっくに目的のバス停を過ぎ去っていたなんてことがあります。

    走行中に通りの名前を確認して、自分で次の駅を判断するなんてのはその近所の人でないとなかなか難しいでしょう。
    観光地よりの路線では割と改善されているみたいですが、本当にローカルな場所は英語に問題がない人でも苦労するので、観光客の方にはフレンドリーではないと判断されてもしようがありません。

    ④長距離間の移動は治安が悪いところを通る可能性がある

    バスに乗っていて犯罪に遭うことはほとんどありませんが、それでも明らかに観光客向けじゃ無いエリアを通るときは緊張感がはしるものです。出来ることなら、安心して乗りたいですよね。

    過去に実際にあった悲劇

    これは私自身が実際に経験した話ですが、徒歩で50分ほどのところへバス日本乗り継いで行けば半分以下の20分ほどで行けるとグーグルのガイドで出たのでその指示に従うことにしました。

    普段はロサンゼルスでは欠かせないUberで行くのですが、この日は少し冒険してみたくなったのです。
    地図で見ると驚くほど簡単で、金額も$1.75(乗り換えは無料!)で行けるのでUberの1/3以下なのですから利用価値は大いにありました。

    最初のバス停には珍しくほぼ予定通りの時間に来て、そこから数駅離れた乗り換え地点のバス停までは快適に行くことが出来、案外悪いものではないなと考えを改めようと思ったのです。

    しかし、問題は次のバスでした。

    先ほど触れませんでしたが、実は用意していたTAPカードの残金が足りず、現金($2)を支払い乗車していました。
    話によると、社内でもチャージできるのでそれをカードに入れておけばよかったのかもしれませんが、こればかりは完全に私のミスなので不満はありません。

    そして、次のバスに乗る時に気がつくのですが、TAPカードがないので乗り換え無料の恩恵を受けることができません。
    昔はトランスファーチケットなるものがあって、それを利用すれば乗り換えを追加費用なしでできると聞いたのでが、何人かドライバーの方に訊いてもそんなものはないと言うのです。

    しょうがなく、また$2を支払うことに。これでしめて$4となりました。

    この社内では色々と自分で反省をしていましたが、それでも徒歩で行くよりも早いですし、まだUberよりも安く済んでいるので自分の行為を正当化できていたのです。

    ところが、しばらく乗っていてあることに気がつくのです。そろそろ見えてくるであろう高速道路の下を一向に通る気配がなく、もしかして見逃したかと思ってiPhoneで地図を確認すると逆方向の路線に進んでいました。

    慌てて次の駅で降りて、道路を挟んで反対側にあるバス停で待つことに。

    予定の時間からしばらく待って、やっと正しいバスがきたのですが、なんと停まることなくそのまま通り過ぎ去ってしました。
    どうやら、バスに乗りたいアピールをしないとこの路線の客じゃないと判断されて通り過ぎ去って行くケースが多々あるらしいです。

    無駄にクールを装ってバス停で佇んでいたのが悪かったのでしょう。そして、しょうがなく次のバスを待つのですが、これがいつまでたっても来ないのです。

    サインには15分おきにくるというバスが一向に姿が見えません。他に待ってる乗客もおらず、人気のない路線で次第に心細くなっていきます。

    そして待つこと40分ほどでやっと念願のバスが来て安堵したと思いきや、乗り込む時にまた$2を支払わないといけないことに気がつき、一気に感謝の念はなくなってしまいました。

    結果、当初の4倍以上の時間がかかり、歩いて行った方が早く着く結果となりました。そして、合計$6というほとんどUberと変わらない値段になってしまってとてもじゃないですが快適な旅とは言えないものとなってしまいました。

    これはもちろん私の過失ですが、このようなケースは誰にでも起こりうる可能性が非常に高く、慣れていない観光客の方は特に注意が必要です。

    日本のような感覚でいると、場合によっては1日の予定が狂わせられ、せっかくの旅行が台無しに危険性も孕んでいるのです。

    正しく使えば格安旅行に一歩前進

    最初に悪い部分をお伝えしてしまったので、どうしてもネガティブなイメージが先行してしまいましたが、運賃$1.75(乗り換えも無料)はかなり魅力的な値段であることは間違い無いでしょう。

    場所によってはタクシーの何十分の1という結果となって現れてくると思いますし、この差はかなり大きいですので、何とか上手に観光中に組み込むことができないか、と考えてみました。

    振り返ってみますと、最初の方で挙げた問題は事前にそのリスクを踏まえた上で入念に計画していけば、ほぼほぼ問題にならないのではないか、と思うのです。

    その上で私からの提案は…

    1)事前にルート確認をしておく。通るエリアの確認と十分時間に余裕のある計画を立てる。

    2)TAPカードに十分な金額をチャージしたものを用意する。

    3)スーツケースなど大きな荷物を持っていかない。軽装備にしておく。

    4)目的のバス停への目印となるものを確認、バス走行中もMAPのGPS機能などで現在地を追うようにしておく。

    5)乗り換えはなるべく少なくして、ある程度の距離はUBERを使うことも考えておく。

    6)ある程度待ってバスが来ないようであれば、UBERで現地へ向かえるように準備をしておく。

    7)日が暮れてからの長距離のバス移動は控える。

    大事なのは「未然」と「事前」

    日本の公共交通機関が非常に優秀なのでそれを比較対象にしてしまうとどうしても粗が目立ってしまいますが、うまく活用することで費用をグンと抑えることができるでしょう。

    しかし、その代償にあなたの身に何かがあっては元も子もありません。

    なので大事なのは、日本のバスとロスのバスは全く別物であること。ある程度はお金で時間を買うと思って思い切ってタクシーかUBERを利用するようにしましょう。

    その際タクシーは流しではなく、ちゃんと市に認可された業者のものを利用してください。タクシー乗り場か、ウェブサイトからでも呼ぶことが出来ます。

    大事なのは何かが起きないようにする事と起きた時の準備をしておく事です。

    UBERはいざという時に非常に便利で、これを準備しておくだけでも安心感が違いますのでダウンロードしておくことをオススメします。過去に詳しい使い方と運賃を安くできる紹介コードの情報が乗っている記事を書きましたので、よろしければご参照ください。

    アメリカ旅行で一番使えるアプリ「UBER」得する使い方を元運転手が解説

    どうしても横に広いカリフォルニアは移動が大変です。

    想定していなかったトラブルなどで、なかなか限られた滞在期間で予定していたプランを遂行するのは大変なものです。移動の煩わしさを一切考えたく無いという方はプロの方にお願いするのも一つの手でしょう。

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