2019/03/06 LAで被害続出!新手のUBER詐欺がかなり悪質で危険【ウーバーの使い方】
   
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    残念なことが起きてしまいました。

    当ゲストハウスを利用された方で『ウーバーを偽った詐欺』の被害者が出たのです。限られた時間を楽しもうと日本で頑張ってこられた方を侮辱するこの行為を私は絶対に許しません。

    【更新 2019.11】空港におけるTAXI/Uberなどのシェアライドの利用に際して、大きな変更がありましたので、更新させて頂きました。

    事件は空港で起きた

    日本から12時間の長旅を終え、予め学習、インストールしてきたUBERを起動し、空港の到着ゲートから配車依頼を出した。

    すると、そのリクエストに対しすぐに一台見つかり、空港までわずか5分ほどで迎えに来るという表示と、そこから少し行ったLAX空港内でのピックアップスポットに移動するように指示が出たので、そのピンの位置まで向かうことに。

    ピックアップ場所を指し示すピンのところで待っていると、5分もしないうちにすぐに一台の自家用車が目の前で止まり、助手席側の窓が開いて運転手が「UBER?」と問いかけてきた。

    私たちが「YES」と言うと、運転手は降りてきてスーツケースを積み込むのを手伝ってくれ、さらに後部座席の扉も開いて迎え入れてくれた。

    自分のいる場所にすぐに車を呼びよせる事が出来る手軽さ、しかも積み込みまで手伝ってくれる優しさ、これがLAで観光客にも多く利用されている要因だろう。ついでに「安い」のであるから、使わない手はない。

    後部座席に座ると簡単な挨拶を終え、車は走り出した。

    始めてみるロサンゼルスの高速道路と街並みに圧倒されつつ、そのまま車はローカルの道に降り立ち、さらに「現地」を感じさせる圧倒的な日本との違いを車窓越しながら、肌で感じるほどであった。

    道端にはゴミが溢れ、割られた窓には鉄格子、背の高い柵には有刺鉄線と明らかに物騒な雰囲気。

    これ車じゃなかったら怖いだろうな、と思っていると思わぬところで車は泊まった。

    「あれ?ウェブサイトで見たイサオハウスの近所とは明らかに違う…」

    自分で回答を導き出す前に、運転手は振り向きこう言った。

    「$300を払え」

    観光客を狙った悪質な犯罪が横行中

    実は、配車依頼を出していたウーバーではなく、全く赤の他人がそれを偽ってそれを偽って、最後に不当な金額の「乗車代金」を要求するという事件でした。

    正しく配車されていたわけですから、そのドライバーは予定通り目的地に来るのですが、依頼者がいないということでキャンセル扱いをしなければなりません。仕事をしようとしていたウーバーのドライバーも巻き込んでしまう非常に卑劣な行為です。

    また、その分のキャンセル費用として$15ほども請求される(これは正当です)という被害者にとっては災難続きな結果となってしまうのです。

    実はこのようなUBERを利用した事件はレアケースではなく、かなり頻繁に起きているようで、私の耳にも直接被害者の方からお話を聞くようになって来ました。

    ▼そもそもUBERとは?

    アメリカ旅行で一番使えるアプリ「UBER」得する使い方を元運転手が解説

    先日、チェックインしてくださった方からの一件、そして以前出会った日本人男性の方からの一件、インターネットで検索して出て来る被害報告をカウントすると、その数はかなりのものです。

    土地勘の無い観光客を中心に狙った悪質な犯行で、特にアジア人の比較的治安が良い場所からくる方がターゲットになりやすいようで、彼らのその時の恐怖は耐えがたいものでしょう。

    かなり卑劣な犯行で、観光都市ロサンゼルスでは現地に経済効果をもたらす観光客は歓迎されるべき存在であり、本来ならばWin-Winな関係なはずです。

    それが一部の、自分の利益しか考えられない連中のせいで、ロサンゼルスのイメージが悪くなることはLA全体の経済にも悪影響を及ぼしかねませんし、何よりも自分の利益のために、誰かを貶めて良いはずがありません。

    「ロサンゼルスのみんなのお家」を目指すISAO HOUSEと対する存在を、私たちは許さない。

    対策:こうすれば防げる

    今回のケースで言えば、防げる犯罪でした。

    ウーバーは配車時にドライバーと車の情報が表示されます。また、逐一GPS機能で現在どこにいるか簡単に確認する事も可能です。

    ここで注意しないといけないのが、ピックアップ場所に来た車に不要に乗らない事です。

    配車依頼を受けたドライバー出なくても、あなたがウーバーを待っていることは非常にわかりやすく、それがこういった犯罪を可能にしている最大の理由です。

    なので、与えられた運転者と車の情報を照らし合わせて、本当に自分が待っている運転手か確認しましょう。

    中には、「車を買えたけど、まだ情報がアップデートされてない」「友達のアカウントを使っている」など嘘をついて来る可能性も考えられますが、そういったものは無視してください。

    もし、本当にそうであっても、この場合、あなたにはキャンセルできる権利があります。

    UBERのステッカーやサインを車に搭載して偽っている可能性もありますので、とにかく与えられた情報と確認を取ることが大事です。

    また、本当にウーバーのドライバーであっても、個々のサービスの質には差があり、詐欺的行為を働く者もいます。なので、配車依頼時にドライバー情報の評価を見て、新規であったり、あまり評価が良くない人は避ける事も大事な危機管理です。

    【更新】LAXでの利用時に注意すること

    今までタクシーやUberなどのシェアライドは’ターミナルからそのままピックアップが出来ていましたが、この度スタートした「LAX-it」により、新たな専用乗り場が設けられました。

    ご利用を検討している方はこちらの記事をご覧ください。

    【要注意】ロス空港新サービス「LAX-it」でタクシーやUberがどうなる?

    ロサンゼルス国際空港から利用する際、通常とは違い、ピックアップ場所が指定されているのですが、場合によっては到着ゲート(1階)ではなく、出発ゲート(2階)の場合が多く、多くの方は荷物を受け取って入国した後に上の階に登る必要があります。

    ピンがピックアップの場所を示してくれるのですが、複数階にまたがる場合、一階と二階の違いがわかりにくく、正しいところで待っていたとしても実はその上の階だった、ということも考えられます。

    この場合、制服を着たスタッフの方がそこら中にいるので、彼らに尋ねて正しいところで待ちましょう。

    出発階での乗車の場合、『Ride Service』 という標識があるはずですので、そちらで待ちます。

    想像以上に早くウーバーが到着してしまう事があるので、事前に準備を済ませてからこちらの標識のところで乗車依頼を出した方が良いですよ。

    あとは、そこにはAからGの七ヶ所のスポットがありますので、配車依頼で表示された場所で待つだけです。

    長時間のフライト後はスムーズに宿に向かいたいという方は弊社が提供する空港送迎サービスをご利用ください。当ゲストハウス間の送迎は$80、それ以外のホテルは$100〜(距離により応相談)で、到着ゲートまで迎えに上がりますので、到着時の荷物のトラブル等含め、慣れない外国でも一切の心配は不要です。

    もし、被害にあってしまったら

    一度間違ったものに乗ってしまった場合、相手を刺激する行為はやめましょう。

    大抵の場合、あなたの金銭が目当てであって、お金さえとれれば良い、と考えている方がほとんどだからです。なので、被害にあったら、諦めて現金を渡すしかありません。抵抗はしないでください。

    難しいのがその金額ですが、相手が明確な値段をいって来るケースと、言わないで財布を出すように言ってくるケースも頭に入れておかなければいけません。

    後者であれば、財布の中身を見て金額が決まって来るので、その時に財布の中に何十万も持ち歩いることがいかに危険かおわかりいただけるかと思います。

    流石にスーツケースの中など物色することはあまりないので、現金を分散させて保管することも一つの防犯テクです。

    ただ、相手も犯罪というリスクを犯して財布に全く現金が入っていない状態ですと逆上する方もいるので、財布には$200程度は入れておいた方が良いでしょう。

    いずれにしろ、クレジットカード、もしくは学生でも発行できるプリペイド式カードは必ず用意しましょう。

    日本のクレジットカードがアメリカで使えない?LAでの実話と対処法

    お金を渡した後ですが、ちゃんと目的地まで運んでくれるケースとその場で置いていかれるケースも考えられます。

    その際、ナンバープレートや犯人を撮影しようとしないでください。相手を刺激することになり、場合によっては二次被害に遭う可能性もあります。

    ここは高い勉強代であったと思うか、警察に通報してポリスレポートを出してもらい、もし、旅行保険やクレジットカードに保険が入っている方は一度そちらに相談してみるのが良いでしょう。

    危機管理の重要性

    ロサンゼルスに限らず、外国では危機管理はとても大事な事です。異国で開放的な気分になった観光客を狙ったマーケットも存在するからで、その犯罪の種類はどんどん巧妙化していっています。

    そのため、今回紹介したケースとは違った犯罪も今後現れて来るでしょうし、結局はあなた自身が危機管理を徹底し、未然に防いでいくことが必要不可欠です。

    とにかく、あちらから話しかけて来る人には一段と警戒心を持ちましょう。握手を求めて来る人は無視をしても良いと思います。

    そして、万が一自分が被害者になった場合の対策を事前に考えておくことが大事です。緊急連絡先を備えておくとか、財布が無くなっても大丈夫なようにどこかに$100程度隠して置いたり、その後のリカバリー次第ではどうにもなることも多いのです。

    実際に当ゲストハウスを利用されたお客様も、勉強代だったと理解し、その後何事もなかったようにLAを満喫されていきました。大事なのは「怒らないようにすること」「起こった時の備えを考えておくこと」です。

    実際に事件に遭ってからですと、冷静ではいられないので落ち着いて対処するためにも今のうちに備えをしておくことで、安心感が違ってきて、楽しいロスがもっと楽しくなるはずですよ。

    弊社ではロサンゼルスでの緊急時の日本語サポートも行なっております。安心してロサンゼルスにお越しくださいませ。

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