2019/11/27 【要注意】ロス空港新サービス「LAX-it」でタクシーやUberがどうなる?
   
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    ロサンゼルス国際空港が先月より始めた新サービス「LAX-it」が空港の送迎事情に大きな変化を及ぼしていることで、その仕組みと現在の状況をこちらでアップデートさせて頂きます。観光客の方には、少し不便になったかもしれないですね。

    もともと混雑がやばかった

    新サービス「LAX-it」(ちなみに発音はLA-EXIT、エルエー・イグジット)は2019年の10/29に始まったばかりで、何度もロサンゼルスに来ることがあった人でも知らなかったケースが多かったようで、開始以来、少しずつ落ち着いてきたものの未だに戸惑っている観光客の方も少なくありません。

    そもそもこちらのサービスは空港の出迎えなどによる交通渋滞が異常で、週末やホリデー前の忙しい時期には空港に到着しているにも関わらず、お目当のターミナルになかなか辿り着けなかったり、人を空港に下ろしたり、迎えるために一時駐車する場所を見つけるのも一苦労で、「戦争」という表現が行き過ぎでないほどに殺伐としていました。

    私も何度も空港に訪れていますが、慣れることもなく、この交通状況はかなりのストレスでした。

    迎えの時は多少空港にお待たせになる感じになってしまいますが、送りの時は大変です。1分でも遅れたら、飛行機に乗ることができないわけですから、時間が迫っている状況でこの混雑に巻き込まれたら結果的に間に合っても生きた心地がしない方もいるでしょう。

    また、ここの交通が混雑している場合、チェックインゲートも忙しい可能性も十分に考えられるわけですから、お帰りの際は特に注意が必要です。

    今回はその混雑も少しでも改善しようという動きなのですが、果たしてどのように機能するか見ていきましょう。

    ピックアップ場所が変わります

    この新サービスがもたらす大きな変化は二つです。

    「ライドの乗り場が変わる」「フリーシャトルで乗り場まで向かう」

    まず、「ライドの乗り場が変わる」ですが、今までタクシーやウーバー/Lyftなどのシェアライドは到着ゲートを抜けてすぐ(シェアライドは2階出発レベルの特設乗り場)の空港ターミナルに直結した場所でした。

    これらの乗り場が大きく変わり、このターミナルから離れたところの特設ピックアップ地点利用しなければなりません。

    そして、その場所に向かうために始まった新サービスこそが「LAX-it」と呼ばれる無料のシャトルバスによる送迎です。今まで、直接空港を行き来できていたものが、今後はこのシャトルを仲介しなければならなくなります。

    一番影響を受けるのは?

    この新しいルールによって一番影響を受けるのは、空港からタクシーやウーバー/リフトなどのシェアライドを利用する方々でしょう。

    今まで入国審査を終えて、すぐ出たターミナルからピックアップすることが可能だったわけですが、今後は荷物を持ったまま、一度シャトルバスに乗らなければいけないのですから、観光客の方にとっては不便になったように感じます。

    ポジティブな面を言うならば、ちゃんとした乗り場が設定されたことにより、空港でのウーバー詐欺のような危険が起きにくくなる事、空港での混雑が緩和され、時間が読みやすくなることがあげられるでしょうか。

    簡単・早い・無料

    先にネガティブな面を伝えてしまいましたが、このサービス自体は非常に使いやすく、シンプルです。

    その特徴を挙げるならば「簡単」「早い」「安い(無料)」、まるで某牛丼屋のコピーのようですが、これらのキーワードにこのサービスの魅力がわかりやすく凝縮されています。

    まず、「簡単」ですが、この無料のシャトルバスの乗り場はそれぞれのターミナルから出てすぐの場所、イメージカラー黄緑色のサインが非常にわかりやすく、この辺りのデザインはさすがロサンゼルスだなぁと感心させられます。

    難しいこと考えずに、この色を目印にこの色のバスに乗ったらあとは乗り場まで直接運んでくれます。

    そして、全てのストップにスタッフの方が常駐してて、荷物の持ち込みも手伝ってくれますし、また質問をすることも出来ます。

    次に「早い」ですが、このバスは毎3-5分ごとに一本来るらしいので、もし既のところで乗り逃してしまって、数分待っていれば直ぐにきますので、焦らなくて大丈夫です。

    また、このシャトルバスはあなたが乗ってから目的地の乗り場に向かうまでは“Never make more than on stop”らしいので、そのまま直接向かってくれるか、止まってももう一つのバス停、とのことなので乗ってからも早くて安心ですね。

    目的地の乗り場自体もターミナルから全然離れていませんので、このシャトルバスにさえ乗ってしまえば、数分程度でつくことでしょう。歩いていくことも出来るそうですが、初めての方はシャトルを利用した方が無難でしょう。

    そして最後に「安い」ですが、こちらのサービスは無料。チップも払う必要はありません(気持ちがあれば払っても良いかと思いますが)。

    サービスが充実

    そして、乗り場自体にもスマートフォンやパソコン向けのチャージステーションが完備されているそうで、今まで空港内の電源を必死に探していた人も多いでしょうから、これは嬉しいサービスですね。

    また、フードトラックなどの飲食サービス、快適な無料Wi-Fi、綺麗なバスルーム(トイレ)が用意されているそうで、まさに至れり尽くせりですね。

    施行直後の現在の様子は

    そんな神のようなサービスですが、実際のところはどうなのでしょう?

    施行されて一ヶ月ほどたった今ですが、やはり万事順調と行ったところではないようです。開始直後の先月ほどのカオスはないとはいえ、いまだにシステムを把握していない空港利用者の方が多く、またサービス提供側も慣れていないためか、現場は混乱を巻き起こしているような印象が強いです。

    また、シェアライドの乗り場をはっきりと分けることによって、「より使いやすく、早く自分のライドを捕まえることが出来る」と宣伝していますが、食事提供に時間がかかるフードのサービスがあることから、「実はかなり待たされるんじゃないか?」と邪推し、このサービスを使わないで空港から脱出する方も多いようです。

    まだ、開始直後で混乱巻き起こしていますが、引き続き動向を注視し、アップデートしていきたいと思います。

    これからロサンゼルスに来られる方は、事前に空港から目的地までの生き方をよく検討し、現場で慌てないようにしましょう。

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