2019/12/21 「米国Uberにチャイルドシート必要?」LA現役ドライバーが解説
   
目次

    「ところで、ウーバーを使うときにチャイルドシートはどうしたらいいのでしょうか?」
    今までロサンゼルスのUber事情を書いてきたにも関わらず、このお客様からの突然の問い合わせで、大事なことに触れていないことに気がつきました。
    今回はアメリカでウーバーでチャイルドシートが必要な場合はどうしたら良いのか、現状と合わせて解説していきます。

    家族で訪れて楽しいシーズン到来

    いよいよホリデーシーズン。
    この時期は、海外で過ごすという方も多いでしょう。今年も多くのロサンゼルスへ年越しに来られる方を迎えますが、私は日本の正月のあの雰囲気が恋しかったり…無い物ねだりなのでしょう。

    街全体がイルミネーションで彩られ、気温は低いのに、なんだか心温まるこの感動的な体験は、小さなお子様にとっても大事な思い出として、今後も残っていくことでしょう。

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    とは言っても、小さなお子様を連れあるく親御さんの苦労は絶えないですよね。「愛する家族のためなら、どんな苦労も厭わないという」素晴らしい精神をお持ちの方がほとんどかと思いますが、私どもとしては、できる限り、親御さんが犠牲になることなく、家族全員で心からこの体験を楽しんで頂きたいと考えているのです。そのために私たちはここにいます。

    アメリカのチャイルドシートのルールは?

    まず、お子様連れで気になることは、治安もそうですが、法令に関わってくる部分。観光客の方に特に関わってきそうなのが自動車に乗った場合の「チャイルドシート」の問題です。

    自動車をレンタルし、運転するばかりの方ではないかと思いますが、その場合でもタクシーやウーバーなどのシェアライドで他の人が運転する自動車に乗車するケースはあります。

    特に、公共交通機関が貧弱なロスではウーバーやリフトの重要性を何度も説明させていただきました。

    基本的にアメリカでも、日本と同様に規定の年齢/体格に満たないお子様には専用のカーシートの着用が義務付けられ、違反者には罰金が課されます。

    州やお子様の年齢/体格によって求められるものが細かく違いますので、詳しくはこちらの記事を参照してください。

    【2019年】米国でチャイルドシートは必要?LA旅行中の対策まとめました

    アメリカでウーバーを利用する場合

    小さなお子様には、特定のカーシートの着用が義務付けられていると話をしましたが、これは自分が運転をしない場合、Uber等のシェアリフトに乗車するケースも例外ではありません。

    そこで気になるのが、ウーバーにこのカーシートの準備はあるのかどうか、ということ。

    結論から言ってしまうと、全ての自動車にこの用意があるとは限らない、むしろほとんどの車で用意がありません。彼らにも専用カーシートを設置する義務はなく、あったとしても彼らのサービスで、「必ずあるもの」と期待することができるものではありません。

    つまり、カーシートは自分で用意する必要があります。

    移動の先々で交通手段として利用を考えている方は、このシートの持ち運びも真剣に検討しなければいけないということです。場合によっては、かなりの負担となることも十分考えられるため、現状多くの方がどのように対応されているかという実例を踏まえて、私どもなりにより良い観光体験のアドバイスをさせて頂きます。

    ニューヨークにはオプションが存在する

    先ほど、ウーバーには専用カーシートの用意がないと説明しましたが、ニューヨークでは試験的にオプションとして、専用カーシート(フォワードフェイシングシートのみ)を備えた”Uber Car Seat”の依頼を乗車リクエスト時に出すことができるようです。

    通常のUber Xの乗車料金に追加で$10を支払うことによってこのサービスが利用できるとのこと。

    もちろん、全ての車がその対象となっているわけでなく、その中の一部の、カーシートを用意している車に対してリクエストが行くような仕組みになっているのでしょう。

    どの程度、その対象車があるかによって変わりますが、間違いなくそのような条件の配給車は全体数に比べて減るでしょうから、条件によってはなかなか希望の車が捕まらないということも考えられます。

    それでも、わざわざ大きなシートを持ち運ぶより良いのかもしれませんが。

    シートがない状態でリクエストを出したらどうなりますか

    もし、配車リクエストを出し、あとでシートがないことに気がついたかで、必要なシートを用意できていない状態で呼んだ車が来てしまった場合、どうなるのでしょうか?

    考えられる対応は3つあります。

    ①普通に乗れる

    散々、法令の話をしておいてなんですが、意外と多いのが「普通に乗れる」という対応で、ドライバーの方もこのルール知っているのか、それとも知らないで、このような対応をしているのかわかりませんが、そのことに触れることなく肩透かしを食らったように乗れてしまうケースがここロサンゼルスでよく見受けられます。

    誤解がないように伝えたいのですが、決して推奨しているわけではなく、実情を説明しています。弊社としてはこのケースはとにかく避けていただくように、こうして渡航前の準備中に周知を徹底しています。

    こうした行為は罰金の対象となり、事前にドライバーとお客様の間で条件確認もしていませんので、違反となった場合、責任の所在でもめることも考えられます。何よりも、掛け替えのないお子様の命にも関わることですので、何が何でも避けなければなりません。

    では、シートを用意するのが困難で、自動車で移動しないといけないどうすれば良いでしょうか?それに関しては、後の章で対策として説明させて頂きます。

    ②条件付きで何とか乗せてもらえる

    先ほどは「普通に」乗れるでしたが今回のケースは、ドライバーもこの問題行為を認識していて、「乗せても良いけど、何かあった場合はこちらは責任取らないよ」と条件付きで乗せてもらえる場合です。

    先ほどチラッとお話しした違反、罰金の時の対応に加え、何か事故があった場合の保証に対して何かしらの条件付きで、乗車を許可してくれるのですが、何度も言う通り、こちらも何ら法的にクリアになっている行為ではありませんし、何よりお子様のリスクは何ら軽減されません。あくまで、ドライバーと利用者間の話ですので、このケースも絶対的に避けましょう。

    もし、事故にあって、保険対応が必要な時にシートベルトなど要求されたものをしていない場合、保証を受けられない可能性があります。その場合の損害は、あなたの旅行だけでなく、人生をも狂わす結果となることを認識しておかなければなりません。

    ③キャンセル

    そして、唯一のドライバー側としての正当な対応が、「配車リクエストのキャンセル」です。法令に反しているわけですから、ドライバーには乗車拒否する権利があります。もちろん、リクエスト後に気付いて、後から自分で配車キャンセルをすることも可能ですが、いずれの場合でもお客様事由でのキャンセルですので、キャンセルフィーがかかります。

    実際、どの確率でどの対応をされるか、というのはここで数字を出してもあてにはならないですし、とにかくこの全てのケースを避けるべく、事前に対策をしておきましょう。

    対策1:携帯サイズのコンパクトなシート用意する

    最も有効な対策として、携帯サイズのブースターを持ち歩くことです。

    もちろん、ブースターの利用規定に達したお子様でないといけませんが、海外旅行に来る大抵のお子様はこのブースターの対象となっている方が多く、十分このようなアイテムで対応できるかと思います。

    とにかく、持っているだけで全然安心感が違いますので、渡航前に用意しておきましょう。アメリカの使用ではFMVSS213(アメリカ自動車安全基準)の認証を受けている必要があります。輸入盤は同じ仕様でもこちらの認証を受けていない可能性もあるので、購入の際はメーカーに確認を取ると確実です。

    対策2:カーシート付きのサービスを利用する

    シャトルバスやツアー会社のサービスによっては、小さなお子様用に専用のシートの用意がありますので、そういったところを利用するのも一つの手でしょう。
    その際に、ちゃんとお子さんの規定にあったシートの用意があるか確認してください。

    対策3:自動車を使わない移動手段を考える

    入念な計画が必要ですが、そもそもカーシートが必要な状況を作らない、というのも一つの選択肢です。電車やバスなどの公共交通機関を上手に駆使する必要があります。

    ただ、お子様の疲労具合も考慮して、慎重に計画する必要があるでしょう。

    対策4:レンタカーのチャイルド付きオプションを利用する

    自分で運転する必要がありますが、レンタカー会社で車を借りる際にチャイルドシートをオプションでつけることも可能です。
    ワンズレンタカーなど日系の会社でしたら、いざという時も日本語でサポート対応してくれるかと思いますので検討してみる価値があると思います。

    お子様連れにも優しいイサオハウス

    対策として、「事前に用意するか」もしくは「自分で運転するか」が多いですが、何れにしても事前のリサーチを含めるとかなりの作業と負担になるかと思います。特に小さなお子様が一緒ですと、大人だけでは気にならない場所でも、連れて行くことに不安になることもあるでしょう。

    そんな時は我々にご相談ください。お子様連れでも安心して泊まれるホテルの仲介や観光スケジュールのレビュー、また滞在中の日本語のサポートなどはもちろん、チャイルドシート付きの専用車での観光ツアーや空港送迎も可能ですので、もう難しく悩む必要はありません。

    やはり、私たちは親御さんにも心からこのロサンゼルスを楽しんで頂きたいので、専門性が問われるこのような問題に関しては我々ロサンゼルスのプロフェッショナル集団にお任せください。

    宿の紹介や観光ツアーなどのお問い合わせやロサンゼルスに関する質問はお気軽に。ラインからでも24時間受け付けていますので、是非とも素敵な旅の演出の一端を担わせて頂けたら幸いです。

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